大きいサイズの書類をスキャンする方法

A4やB5サイズの書類は一般的なスキャナー・複合機でもスキャンできます。
しかしそれ以上の大きいサイズの書類をスキャンするにはどうしたらいいのでしょうか?
今回は、大きなサイズの書類をスキャンする方法について、詳しく見ていきます。

A1・A2などの大判書類をスキャンする方法

図面などは、A1やA2など大判となることが多く、一般的な複合機で丸ごとスキャンすることは難しいです。
こういった大判サイズの書類をスキャンするには、以下の方法があります。

  • 専門サービスへの依頼
  • スキャナーのレンタル
  • 分割スキャンして合成する

それぞれのやり方や特徴を詳しく見ていきましょう。

スキャンサービスへ依頼する

A1やA2のサイズになってくると、やはり自分たちでスキャンするのは難しいでしょう。
その場合、スキャンサービスを提供している業者にお願いするのも一つの方法です。
業者によってはA0をはじめとした大判サイズのスキャンも行っている業者もあります。

スキャンサービスの大判スキャンの特徴

スキャンサービスへ大判書類のスキャンをお願いする最大のメリットは、精度の高さです。
プロに依頼するので、美しい仕上がりになります。
逆に精度は多少犠牲にしてもすぐに納品してほしいといった要望にも応えてもらえます。

また、スキャン業者には、多様なスキャナーが用意されているため、どのような紙資料でもスキャンできるのも強みの一つです。
冊子原稿やキャンバス、長半紙どのような原本でもスキャンできます。
経年劣化しているような資料でも、きれいにスキャンしてもらえるでしょう。

価格の目安

どの程度のサイズをスキャンするのか、どこに依頼するかによって料金は異なりますが、1枚1000円を切るような価格のサービスも少なくありません。

価格は主に解像度と書類のサイズによって決まります。
解像度が高ければ高いほど、サイズが大きければ大きいほど価格も高くなります。
また、製本図面かシート状かによっても価格が変わります。

見積もりは無料という業者も多いので、一度相談してみるのがおすすめです。

>大判スキャンサービスを詳しく解説!料金相場・対応書類・業者の選び方

スキャナーをレンタルする

業者にお願いするのではなく、自分たちでスキャンしたいという人にはスキャナーのレンタルサービスを利用する方法もあります。
大きなサイズのスキャンに対応した機器を一時的に貸し出してくれるサービスのことです。
スキャンしたい書類の量が多い場合におすすめの方法です。

スキャナーレンタルの特徴

スキャナーのレンタルサービスでは、大判サイズのスキャンに対応した機種を貸し出してくれるのが強みです。
業者によって変わってきますが、A0やB0といったサイズにも対応したスキャナーをラインナップしている業者もあります。

レンタルサービスの場合、自分たちで実際のスキャン作業を行います。
その分の時間と工数がかかるので注意しましょう。
1冊100枚の製本図面10冊分をスキャンするのに、1日5時間作業で1カ月半が作業時間の目安となります。

またスキャンに関するある程度の知識も必要です。
最適な解像度、図面の形状なども考えてスキャンしなければなりません。
ある程度のスキャン経験者のいる会社であれば、導入を検討してみてもいいでしょう。

価格の目安

これはどの業者を利用するか、どの機種をレンタルするかによって変わってきますが、高くても月2万円台が相場です。

安ければ、月々5000円台でレンタルできるような機種もあります。
できるだけ費用を安く抑えたいと思っているのであれば、選択肢の一つになるはずです。

大きいサイズの書類を分割スキャンして合成する

A3サイズ対応のスキャナーを持っているのなら、それ以上のサイズをスキャンする際に合成する方法もあります。
例えばA2サイズをスキャンする場合、A3サイズの2枚分です。
つまりA3データで2分割して、のちに合成してA2サイズにします。
合成の方法は以下の通りです。

分割スキャン+Photoshopで合成

まずはA3もしくはA4サイズのスキャナーを用意します。
書類を左右もしくは上下に2回に分割してスキャンします。
その上でこの2枚の画像データを1枚に合成します。

合成する方法として、Photoshopなどの画像ソフトが必要です。
もしA3もしくはA4サイズの原稿に対応したスキャナーがあれば、安いコストで実践できるでしょう。

合成する場合の注意点

大きなサイズの紙資料を従来のスキャナーでスキャンして、あとで合成する方法には注意が必要です。
高い精度が求められるからです。
いくら調整しても2枚の画像がぴったり合成できなかったという声も少なくありません。

特に設計図や図面のような高い精度の求められる資料をスキャンする際には、たとえ1mm狂ってしまっただけでも、現場では大きな問題に発展しかねません。
精度の求められるスキャンであれば、分割して後に合成するのはリスキーです。

また、そこまで精度が必要ではない紙資料でも、スキャン慣れしていないと時間がかかるかもしれません。

A3サイズまではコンビニでスキャンが可能

コンビニにマルチコピー機が設置されているのをご存知でしょうか?
実はこのマルチコピー機、A3サイズのものまでであればスキャンできます。

家庭用のスキャナーでは、A3のような大きなサイズはスキャンできないかもしれません。
しかしお近くのコンビニまで行けば、手軽にスキャンできるので活用してみましょう。
1枚当たり数十円でスキャンできるので、A3サイズなら利用を検討するといいでしょう。

大きいサイズのスキャンはスキャンサービスの利用がおすすめ

大きなサイズをスキャンする際に、どうすればいいかで困ってしまうかもしれません。
しかし上で紹介したように、大きなサイズのスキャン方法はあります。

自分で行う方法もあって安上がりではありますが、精度に難が出てくるかもしれません。
美しく正確な仕上がりでスキャンしたければ、スキャンサービスの利用を検討するのがおすすめです。