紙の写真をスキャンしてデータ化する5つの方法

紙の写真をスキャンしてデータ化したいと考えたことがある人は多いのではないでしょうか?
しかし、そのやり方が分からず困るという声もよく聞かれます。
そこで今回は、紙の写真をスキャンしてデータ化するための方法をご紹介します。

スキャンアプリで写真の取り込みをする

スキャンアプリで写真の取り込みをする

まずは、スキャンアプリを使って写真を取り込む方法からご紹介します。
アプリを使えば簡単に写真のスキャンができる方法なので、どなたでも気軽にできる方法だと言えるでしょう。

スマホを使って手軽に写真をスキャンできる

スマホのスキャンアプリを使った写真のスキャンは、お金をかけずにできる方法です。
とても手軽にスキャンができるだけではなく、そのまま写真をスマホで見られるというメリットもあります。

アプリには、自動でトリミングをしてくれたり、写真に写り込んでしまった光を自動で調整してくれたりといった機能もあるため、とても使い勝手が良いのです。
丁寧なガイダンスでアプリの使い方も示してくれるので、初めて使う人でも問題なく使いこなせるでしょう。

しかしスマホのスキャンアプリは、スマホカメラの性能に画質が依存してしまうというデメリットがあります。古いスマホやリーズナブルなスマホを使っていて、カメラの性能がそこまで高くない場合は、スキャン後の画質が荒くなってしまう可能性が高いことを念頭において利用するようにしてください。

また、スマホカメラで写真をスキャンすると手振れによって微妙にぶれてしまうこともあります。
それもデメリットの1つだと言えるでしょう。

「フォトスキャン by Google フォト」の使い方

スマホのスキャンアプリの中でも多く使われているのが「フォトスキャン by Google フォト」です。
多くの人に利用されている「フォトスキャン by Google フォト」の使い方についても見ていきましょう。

・アプリをダウンロードする
まずは、「フォトスキャン by Google フォト」をApp StoreやGoogle Playでダウンロードします

・アプリを起動する
アプリのダウンロードが完了したら、アプリを起動してください。

・スキャンしたい写真を用意する
アプリの準備が整ったら、スキャンしたい写真を用意します。
この時、平らな場所に置くのが綺麗にスキャンするためのポイントになります。

・写真の位置を調整する
スキャンしたい写真がスマホの画面に収まるように位置の調整をしてください。

・写真を撮影する
位置の調整を済ませたら、画面の中央下にある白いボタンをタップし、写真を撮影します。
スキャンしたい写真の四隅に出てくる白いボタンを全てタップしたらスキャンが完了となります。

参照:ios

参照:andoroid

家庭用スキャナーを使用する

家庭用スキャナーを使用する

写真をスキャンする場合、スマホ以外にも方法があります。
自宅でできる方法としては、家庭用のスキャナーを利用するという方法もあるのです。
次は、家庭用のスキャナーで写真をスキャンする方法についてみていきましょう。

スマホアプリよりもキレイにスキャンできる

最近は、家庭用のプリンターにスキャナー機能も搭載されている複合機タイプが増えています。
自宅にプリンターがある場合は、スキャナー機能が搭載されているか確認してみてください。

家庭用のプリンターを使ってスキャンした場合、スマホのアプリを使うよりも綺麗な仕上がりになるというメリットがあります。
家庭用のプリンターを使って写真をスキャンする場合は、パソコンに専用のソフトを入れなければいけません。

ソフトは、購入した時に封入されているCD-ROMを使ってインストールできます。
スマホアプリを使うよりも手間はかかってしまうというデメリットはありますが、より綺麗な仕上がりになるのでおすすめの方法です。

家庭用スキャナーで写真をデータ化する方法

家庭用スキャナーを使って写真をスキャンし、データ化する手順は以下の通りです。

1.写真をスキャナーにセットする
2.プレビューを確認する
3.スキャニング設定を行う
4.スキャンする

1.写真をスキャナーにセットする

まずは、スキャナーのガラスと写真を綺麗な状態にして、セットします。
スキャンできる範囲に並べられるだけの写真を並べてください。
この時に注意しなければいけないのは、写真同士の間隔をあけるという点です。
くっつけてしまうと、正しく認識されない可能性があります。

2.プレビューを確認する

写真をスキャナーにセットしたら、パソコンでプレビューを確認します。
プレビューボタンをクリックし、サムネイルが表示されたらサムネイルボタンをクリックしてください。
逆さになっている写真があった場合は、写真をクリックすると無期の調整もできます。

3.スキャニング設定を行う

スキャナーのドライバーとユーティリティソフトで基本的な設定を行います。
全自動モードやホームモードなどがある場合は、ホームモードを選んでおくのが無難です。
原稿の種類やカラー、出力設定、出力サイズ、解像度、画質調整(モアレ除去や逆行補正、ほこり除去、退色復元)などの細かい設定も行います。

4.スキャンする

設定まで済ませたら、プレビュー画面のサムネイルでスキャンする写真を選択します。
そして、スキャンボタンを押すとスキャニングが開始されます。

コンビニのコピー機を使う

コンビニのコピー機を使う

写真をスキャンするのであれば、コンビニのコピー機を使うという方法もあります。
コンビニのコピー機を使ったことがあまりないという人も多いと思いますが、とても便利なので利用を検討してみる価値はあるでしょう。

手軽に使えて料金もリーズナブル

コンビニにはマルチコピー機が設置されています。
スマホやUSBなどに保存されている写真を印刷できるだけではなく、写真をスキャンするという機能も兼ね備えているのです。

コンビニまでわざわざ足を運ばなければいけないのはデメリットだと感じてしまうかもしれませんが、1枚あたり30円とリーズナブルにデータ化できるのは魅力的です。
家庭用のスキャナーよりも大きなサイズにも対応しているため、大きな写真をスキャンしたい場合にもおすすめだと言えるでしょう。

コンビニのコピー機を使って写真をスキャンする方法

・スキャンを選択する
・写真をセットする
・ファイルの形式を選択する
・画像の読み取りを行う
・USBに保存する

この流れで写真をデータ化できます。

カメラ屋さんに依頼する

カメラ屋さんに依頼する

カメラ屋さんに依頼して写真をスキャンするという方法もあるので、知っておくと良いでしょう。

面倒なスキャンの手間がかからない

カメラ屋さんに依頼をすると、手間をかけることなく写真のデータ化ができます。
ここまでに紹介してきた方法の中でもお金がかかってしまうやり方ではありますが、自分でするのが面倒だという人には最適な方法です。

費用は店によって異なるので、事前にお得にデータ化できる店を調べておくと良いでしょう。

カメラ屋さんへの依頼方法

カメラ屋さんに依頼する場合は、データ化したい写真を持ち込むだけです。
最短だと1時間ほどで写真をスキャンし、データ化してくれます。
全て店にお任せできるのは大きなメリットだと言えるでしょう。

スキャンサービスに依頼する

スキャンサービスに依頼する

写真をスキャンしてデータ化するなら、ネットのスキャンサービスの活用もぜひ検討してみましょう。
この方法も簡単にデータ化できるのでおすすめです。

大量の写真をまとめてスキャンできる

インターネットのスキャンサービスは、枚数によって値段が変動します。
たくさんの写真をスキャンしたい場合は、ネット業者に依頼するのが一番お得な方法となっています。
もしも、かなりの枚数データ化したいなら、ネット業者の利用も検討してみてください。
ただし、枚数が少ないと店よりも時間がかかってしまうのはデメリットだと言えるでしょう。

スキャンサービスへの依頼方法

スキャンサービスへ依頼するには、箱にデータ化したい写真を入れて送付します。
業者に届いてスキャンやデータ化が済むと、CD-ROMやUSBなどの記録メディアに保存されて返送されてきます。

 

紙の写真をスキャンしてデータ化する方法まとめ

紙の写真は思い出として大切なものですが、そのままではかさばってしまいます。
そのため、データ化して残しておきたいと考える人もいるでしょう。
データ化するためには、今回紹介したスキャンの方法を実践してみてください。